ミハエル・サウター選手が圧倒的な速さでポール・トゥ・ウィン
FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP (フォーミュラ・リージョナル・ジャパニー ズ・チャンピオンシップ =FRJ) 2024のレース10が、8月25日、モビリティリゾートもてぎを舞台に争われ、5号車のミハエル・サウター選手(G FORCE F111/3)が2位に大差をつける圧倒的な走りでポール・トゥ・ウィンを果たしました。
上空に広がる雨雲から薄日が差すモビリティリゾートもてぎでは、10時10分、16周で戦われる決勝レースが始まりました。1周のフォーメーションラップののちに戦いの火蓋が切られたレースは、ポールポジションのサウター選手が好スタートを切り、トップのまま1コーナーへ。これに2番グリッドの55号車セバスチャン・マンソン選手(G FORCE F111/3)、3番グリッドの3号車・堀尾風允選手(Sutekina Racing)、4番グリッドの28号車・中村賢明選手(TOM'S FORMULA F111)が続きます。直後の2コーナーでは中村選手が堀尾選手に一時先行する場面がありましたが、3コーナーで堀尾選手が3位を奪い返しています。
一方、5番グリッドの53号車ジェシー・レイシー選手(G FORCE F111/3)がスタートでエンジンをストールさせ、順位を後退する隙に、最後尾の8番グリッドの62号車・猪爪杏奈選手(ユピテル 羽衣6 F111)が一気に5位まで浮上しました。
1周を終えたところで、トップを走るサウター選手は2位のマンソン選手に1秒665のギャップを築くと、その後も周回を重ねるごとに後続との差をどんどん広げていきます。2位のマンソン選手もセカンドグループから抜け出し、コース上では堀尾選手、中村選手、猪爪選手による3位争いに注目が集まっていきます。
その後、2位のマンソン選手と3位の堀尾選手、またその後方の中村選手との差が縮まる場面もありましたが、レースはそのままの順位でファイナルラップを迎えます。トップのサウター選手は、終始危なげない走りで真っ先にゴールを切り、2位に14秒358の大差を築く圧倒的な速さでポール・トゥ・ウィンを果たして今季6勝目を挙げました。2位はマンソン選手、3位は堀尾選手でした。
マスタークラスは、6番手からスタートした18号車のユキ選手(NILZZ Racing)が総合7位でゴールし、クラス優勝を果たしています。
レース10の模様は下記のURLでご覧いただけます。
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