2024.06.30
2024 Formula Regional Japanese Championship ラウンド 3 OKAYAMA大会 RACE 8 レポート


ミハエル・サウター選手が岡山ラウンドで2勝目

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP (フォーミュラ・リージョナル・ジャパニー ズ・チャンピオンシップ =FRJ) 2024のレース8が、6月30日、岡山国際サーキットを舞台に争われ、5号車のミハエル・サウター選手(G FORCE F111/3)がここ岡山ラウンドで2勝目を挙げました。

レース直前に小雨が降り始めた岡山国際サーキットでは、予定より10分遅れの13時45分、18周で戦われる決勝レースが行われました。ウェット宣言が出されたものの、全車がスリックタイヤを装着した状態でフォーメーションラップを開始。1周ののち、スタンディングスタートでレースが始まりました。

レッドシグナルがブラックアウトすると同時に、2番グリッドの53号車のジェシー・レイシー選手(G FORCE F111/3)が素早く飛び出し、真っ先に1コーナーへ。それを追うポールポジションのサウター選手は2コーナーでレイシー選手に並びかけますが、オーバーテイクには至りません。その後方では、5番グリッドの55号車のセバスチャン・マンソン選手と3番グリッドの3号車の堀尾風允選手(Sutekina Racing)による3番手争いに火が付きます。

1周終了後、レイシー選手がトップでホームストレートに姿を見せましたが、ほどなくしてレイシー選手にジャンプスタートの判定が下り、10秒のタイムペナルティが科されます。これにより、サウター選手が実質トップとなりますが、レーシー選手を追う手を緩めません。その後もテール・トゥ・ノーズの接近戦を繰り返したサウター選手は、ついに11周目のバックストレートでレイシー選手をかわし、コース上でもトップに踊り出ました。

後方ではマンソン選手と堀尾選手の3位争いが続いていましたが、12周目、雨が強まったアトウッドコーナーで堀尾選手がコースアウトし、3位争いにピリオドが打たれます。直後にセーフティカーが導入され、レースはセーフティカー先導のまま30分の規定レース時間を迎えました。そして17周終了後、レイシー選手、ジェシー選手、マンソン選手、62号車の猪爪杏奈選手(ユピテル 羽衣6 F111)、マスタークラスで45号車の辻子依旦選手(PONOS RACING)の順にチェッカードフラッグを受けました。

その後、猪爪選手にセーフティカーラン中の追い越しで30秒のタイムペナルティが科されたことから、最終的な順位は1位サウター選手、2位マンソン選手。マスタークラス優勝の辻子選手は、総合3位で表彰台を獲得しています。4位がレイシー選手、5位が猪爪選手でした。

レース8の模様は下記のURLでご覧いただけます。
>>>YouTube LIVE
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