2024.03.10
2024 Formula Regional Japanese Championship ラウンド 1 鈴鹿大会 レース3 決勝 レポート


ミハエル サウターが鈴鹿ラウンドで2連勝

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP (フォーミュラ・リージョナル・ジャパニー ズ・チャンピオンシップ =FRJ) 2024のレース3が、3月10日、鈴鹿サーキットを舞台に争われ、2番グリッドからスタートした5号車・ミハエル サウター選手(G FORCE F111/3)が逆転優勝し、ここ鈴鹿で2連勝を遂げました。

青空が広がるものの、低めの気温となった鈴鹿サーキットでは、10時10分から決勝レースが行われました。路面温度が低いことを考慮し、通常より1周多い2周のフォーメーションラップを行ったのち、13台のマシンがスターティンググリッドに整列。レッドシグナルがブラックアウトしたのを合図に戦いの火蓋が切られました。

12周の決勝は、ポールポジションの3号車・奥住慈英選手(Sutekina Racing)と3番グリッドの55号車・セバスチャン マンソン選手(G FORCE F111/3)が好スタートを決める一方、2番グリッドのミハエル サウター選手(G FORCE F111/3)がわずかに出遅れて3位にポジションダウン。奥住選手、マンソン選手、サウター選手、28号車の中村賢明選手(TOM'S FORMULA F111)、51号車の廣田 築選手(G FORCE F111/3)の順に1コーナーへと突き進んで行きます。

トップを走る奥住選手選手が快調に飛ばすその後方では、マンソン選手とサウター選手の激しい2位争いが勃発。しかし、この戦いはすぐに結着し、2周目の130Rでサウター選手がマンソン選手をかわして2位に浮上しました。この時点でトップの奥住選手とサウター選手のギャップはすでに3秒429。ここからサウター選手がトップとの差を詰めていきます。

すると4周目、53号車のジェシー レイシー選手(G FORCE F111/3)がS字でコースアウトしマシンを停め、その撤去のためにセーフティカーが導入。これにより奥住選手が築いたギャップがリセットされることに。

9周目にレースが再開されると、すぐさま奥住選手とサウター選手のテール・トゥ・ノーズのバトルが始まり、9周目のシケインで奥住選手を牽制したサウター選手は、次の10周目、同じシケインでインに飛び込みトップを奪取。その後は奥住選手との差を徐々に広げ、最終的には2秒387のギャップを築いてトップでチェッカードフラッグを受けました。2位は奥住選手、3位にはマンソン選手が続きました。

マスタークラスは、10番グリッドからスタートした11号車のモトキ選手(47TRADING with Rn-sports)が、1周目に総合7番手に浮上。そのまま逃げ切り、総合の5番手でクラス優勝を果たしています。

レース3の模様は下記のURLでご覧いただけます。

>>>>https://youtube.com/live/KQf1RCaGSbc

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