2023.05.13
2023 Formula Regional Japanese Championship ラウンド 2鈴鹿大会 公式予選レポート


鈴鹿大会は大木一輝選手と小川颯太選手がポールポジションを分ける

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP (フォーミュラ・リージョナル・ジャパニー ズ・チャンピオンシップ =FRJ) 2023のラウンド2が5月13日に鈴鹿サーキットでスタートし、公式予選1では45号車の大木一輝選手(PONOS RACING)が、公式予選2では98号車の小川颯太選手(Bionic Jack Racing F111/3)がそれぞれポールポジションを獲得しました。

開幕戦の富士ラウンドから約1カ月が経過し、ここ鈴鹿のラウンド2には7台がエントリー。うち1台がマスタークラスでの参戦となります。午後1時10分から、まずはレース4のスターティンググリッドを決める15分間の公式予選1がスタートしました。

曇り空の鈴鹿サーキットでは、セッション開始直前から雨粒がぽつぽつと落ちるなか、ドライコンディションで公式予選1がスタート。そして3周目に、ニュージーランドから来日した3号車のカレブ・ンガトア選手(Sutekina Racing)が2分00秒496をマークしたところからタイムアタックが本格化し、すぐさま大木選手が1分59秒916を叩き出してトップに浮上します。

4周目には小川選手が1分59秒732でトップを奪いますが、すぐに大木選手が自己ベストを更新する1分59秒589で再びトップに奪還。その後、このタイムを更新するドライバーは現れず、大木選手がレース4のポールポジションを獲得しました。2番手は小川選手、3番手はニュージーランドから参加の27号車リアム・シーツ選手(Sutekina Racing)でした。

今回、唯一マスタークラスにエントリーしている11号車のMOTOKI選手(47TRADING with Rn-sports)は、2分01秒925で全体の7番手で公式予選1を終えています。

公式予選1の終了から10分後には、レース5のスターティンググリッドを決める公式予選2が行われました。直前の公式予選1同様、3周目から各車がタイムアタックを開始します。ここで小川選手が前のセッションのタイムを大きく上回る1分58秒940を叩き出してトップに浮上。これをコンマ396秒差の大木選手と、コンマ756秒差のンガトア選手が追う展開に。

その後、14号車の渡部智仁選手(HELM MOTORSPORTS F111/3)がデグナーカーブ出口でコースアウトしたのが原因でセッションは赤旗中断。雨脚も強まったことから、5分間の残りセッションを走行するマシンはなく、小川選手のポールポジションが確定しました。2番手は大木選手、3番手はンガトア選手。マスタークラスのMOTOKI選手は2分2秒732をマークし全体の7番手でした。

なお、公式予選の様子(タイミングモニター)は下記のURLでご覧いただけます。

>>> YouTube LIVE Timing Monitor
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