2023.04.02
2023 Formula Regional Japanese Championship ラウンド 1 富士大会 Race2 レポート


澤 龍之介選手が5秒のタイムペナルティを撥ねのけて優勝

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP (フォーミュラ・リージョナル・ジャパニー ズ・チャンピオンシップ =FRJ) 2023のレース2が2023年4月2日、富士スピードウェイを舞台に15周で争われ、2番グリッドからスタートした3号車の澤 龍之介選手(Sutekina Racing)が勝利を手にしました。

曇り空のもと、午前9時30分にフォーメーションラップがスタート。その際、2番グリッドの澤が出遅れますが、1周のフォーメーションラップのあと2番グリッドにマシンを戻しています。

スタンディングスタートで戦いの火蓋が切られた決勝レースは、ポールポジションの98号車の小川颯太選手(Bionic Jack Racing F111/3)が好スタートを決めてトップのまま1コーナーに進入したものの、ブレーキで右前タイヤをロックさせてオーバラン。ポジションを4位まで後退させてしまいます。その隙に澤選手がトップに浮上し、さらに62号車の平木湧也選手(HELM MOTORSPORTS F111/3)、97号車の岩澤優吾選手(Bionic Jack Racing F111/3)が続きました。それでも、小川選手は同じ周のアドバンコーナーで3番手に、さらに2周目のダンロップコーナーで2番手に順位を戻します。この時点で澤選手は小川選手との差を3秒近くまで広げ、早くも独走状態に。その後方では、小川選手、平木選手、岩澤選手による2位争いが激しさを増していきます。

そのまま順調に中盤を迎えた澤選手でしたが、スタート手順違反により、5秒のタイムペナルティが与えられることに。澤選手が逃げ切るためには2位の小川選手に5秒以上の差を築く必要があります。ここで奮起した澤選手は1分38台のファステストラップを更新続ける走りで、最終的には2位の小川選手との差を5秒698にまで広げて、優勝を手に入れました。3位には平木選手がはいりました。

マスタークラスは6番グリッドからスタートした45号車の辻子依旦選手(PONOS RACING)が終始クラストップを守る一方、23号車のYUGO選手(S2R Racing)がクラス2番手、2号車の林 雅弘選手(HAYASHI SPORTS)がクラス3番手でチェッカードフラッグを受けています。

レース2の模様は下記のURLでご覧いただけます。

>>> https://www.youtube.com/watch?v=dhsOF6BLroo
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