下野璃央が初勝利をポールトゥウィンで飾る
FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP(フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ=FRJ)2026のラウンド4・レース8が8月29日、スポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションの86号車・下野璃央選手(Dr.Dry F111)が、FRJでの初勝利をポールトゥウィンで飾りました。
雨が降ったりやんだりする不安定なコンディションのスポーツランドSUGOでは、ウェット宣言のもと、13時20分、22周または30分の決勝が始まりました。各チームとも、スタート直前までタイヤの選択に悩みましたが、最終的には48号車・リン チェンファ選手(RAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3)がスリックタイヤ、それ以外はウェットタイヤでレースに臨みました。
1周のフォーメーションラップののちに、戦いの火蓋が切られたレースは、ポールポジションの86号車・下野選手が、無難にスタートを決めてホールショット。これに2番グリッドの54号車・大宮賢人選手(PONOS RACING F111/3)、5番グリッドから好ダッシュした45号車・洞地遼大選手(PONOS RACING F111/3)、37号車・三浦柚貴選手の順で続いていきます。
「予選から決勝に向けて、エンジニアがセッティングをいろいろと考えてくれて、アジャストした部分がうまくはまりました」との言葉どおり、ここから86号車・下野選手の快進撃が始まります。1周目を終えたところで、2位の54号車・大宮との差はコンマ542秒でしたが、その後、周回を重ねるごとにギャップを広げ、11周目には10秒以上となりました。
当の86号車・下野選手は「自分の走りに集中していたら、気づいたときには後ろが見えないくらいまで差が広がっていました。そこからは『これはいける』と思い、安心して走ることができました」と振り返ります。
その後方では、54号車・大宮選手、45号車・洞地選手、37号車・三浦選手が接近戦を繰り広げることになります。14周終了時には54号車・大宮選手と45号車・洞地選手がわずかコンマ036秒差まで接近。一方、45号車・洞地選手と37号車・三浦選手の差も一時コンマ159秒差まで縮まりました。その後も3台は僅差のまま周回を重ね、表彰台を巡る争いは終盤まで続きました。
そしてレースは21周目に30分を迎え、これがファイナルラップに。トップの86号車・下野選手はそのままチェッカードフラッグを受け、2位の54号車・大宮選手に7秒334の差をつけ、FRJでの初優勝を見事なポールトゥウィンで飾りました。注目の3位争いは、45号車・洞地選手がポジションを守り、逃げ切りました。
マスタークラスでは、総合9番手スタートから6位まで順位を上げた13号車・鳥羽 豊選手(AIWIN F111/3)がクラス優勝を飾りました。2位は総合8位の11号車・植田正幸選手(Rn-sports F111/3)、3位は総合9位の46号車・入榮秀謙選手(アポロ電工フジタ薬局Bellona)でした。
レース8の模様は下記URLからご覧ください。
https://youtube.com/live/rPpBh-6rhOs