2026.08.29
2026 Formula Regional Japanese Championship ラウンド4 SUGO大会 予選レポート


雨のSUGOで下野璃央が2ポール レース9は大宮賢人が最速

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP(フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ=FRJ)2026のラウンド4が、8月29日、宮城県のスポーツランドSUGOで始まり、公式予選では86号車・下野璃央選手(Dr.Dry F111)がレース8とレース10で、54号車・大宮賢人選手(PONOS RACING F111/3)がレース9で、それぞれポールポジションを獲得しました。

シーズン後半の幕開けとなるSUGO大会には15名がエントリー。このうち20歳以下のドライバーが3名、満40歳以上の男性、または年齢を問わず女性ドライバーが登録できるマスタークラス参加者が7名、女性ドライバーが1名と、幅広い層のドライバーが名を連ねています。

セッション直前に小雨が降り出したスポーツランドSUGOでは、ウェット宣言のもと、レース8とレース10のスターティンググリッドを決める15分間の公式予選1が始まりました。多くのマシンがスリックタイヤでコースに向かい、いよいよタイムアタックが始まろうとしていた3周目、44号車・AKITA選手(ACR Formula R)がSPアウト付近で停止したため、セッションは赤旗中断になりました。

ピットに戻った各車は雨脚が強まってきたこともあり、スリックタイヤを装着していたマシンはウェットタイヤに履きかえ、セッション再開を待ちます。

そして、9時12分、残り時間4分でセッションが再開し、各ドライバーは限られた時間で2周のタイムアタックに挑みました。まずは5周目、54号車・大宮選手が1分28秒934をマークしてトップに立ち、これを45号車・洞地遼大選手(PONOS RACING F111/3)がコンマ293秒差で追います。すると少し遅れてタイムアタックに入った86号車・下野選手が1分28秒770を叩き出し、トップに浮上しました。

ラストチャンスとなる6周目、54号車・大宮選手が1分28秒007までタイムを上げて再びトップに返り咲きますが、その直後、86号車・下野選手も1分27秒689にタイムを更新し、初のポールポジションを獲得しました。2番手に54号車・大宮選手、3番手には38号車・武藤雅奈選手(マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR)がつけました。

予選終了後、86号車・下野選手は、「木曜日に一度ウェットで走る機会があって、そのときから調子が良かったので、予選前に雨が降ってきたときは『これはきたな』と思いました。前回のもてぎでもドライよりウェットのほうが感触が良かったので、雨には期待していました」とウェットコンディションでの走行に自信をのぞかせました。さらに「レースではポールトゥウインを目指します。簡単には逃げ切れないと思いますが、しっかり前だけを見て、集中して走りたいです」と決勝への意気込みを示しました。

マスタークラスは、セッション中断後の4周目に1分31秒895をマークした13号車・鳥羽 豊選手(AIWIN F111/3)がクラスポールを獲得しています。

公式予選1のセカンドベストタイムで決定するレース10のスターティンググリッドでも、1分28秒770の86号車・下野選手がポールポジションを手にしました。2番手は54号車・大宮選手、3番手は45号車・洞地選手でした。

マスタークラスは、5周目に1分31秒845をマークした11号車・植田選手がクラスポールを決めています。

9時31分からはレース9のスターティンググリッドを決める公式予選2が行われました。直前のセッションよりもさらに雨脚が強まり、全車がウェットタイヤでコースへと向かいました。

さっそく計測1周目からタイムアタックが始まり、公式予選1でポールポジションを逃した54号車・大宮選手が1分27秒809をマークし、まずはトップに踊り出ます。次の周には1分27秒411までタイムを縮め、トップの座をさらに確かなものにしました。

これを37号車・三浦柚貴選手(PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR)、45号車・洞地選手、86号車・下野選手が追いますが、37号車・三浦選手は1分27秒720、45号車・洞地選手は1分27秒795、86号車・下野選手は1分27秒889で、いずれも54号車・大宮選手には及ばず、大宮選手がポールポジションを決めました。

予選後、54号車・大宮選手は、「公式予選1では急に雨が降り出したことで少し混乱もあって、うまくコンディションにあわせきれないところがありました。その点、公式予選2は最初からウェットで走ることができて、気持ちもしっかりウェットに切り替えて集中できたことが、結果につながったと思います」と語りました。決勝に向けては、「もちろん3レースともポールを獲りたかったですが、すべてフロントローからスタートできるのはすごくポジティブです。とくにレース9はポールからのスタートなので、そのまま優勝できるように頑張ります」と勝利を誓いました。

マスタークラスは、11号車・植田選手が全体の8番手となる1分29秒887で、このレース9でもクラスポールを獲得しています。

公式予選の様子は下記URLでご覧ください。
https://youtube.com/live/sNdnLWxyBXY
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