2024.10.13
2024 Formula Regional Japanese Championship ラウンド 6 FUJI大会 RACE 14レポート


佐野雄城選手がポール・トゥ・ウィンで4連勝

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP (フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ =FRJ) 2024のレース14が、10月13日、富士スピードウェイを舞台に争われ、37号車の佐野雄城選手(TGR-DC RS FR)がポール・トゥ・ウィンで、参戦から4連勝を果たしました。

連休の中日、爽やかな秋晴れに恵まれた富士スピードウェイでは、12時33分、15周で戦われる決勝レースが始まりました。ここまで3連勝の佐野選手はポールポジションから好スタートを決め、トップで1コーナーへ飛び込んで行きます。これに2番グリッドの38号車・卜部選手(TGR-DC RS FR)が続きます。そのすぐ後ろでは、4番グリッドの28号車・中村賢明選手(TOM'S FORMULA F111)が3番グリッドの5号車・ミハエル・サウター選手(G FORCE F111/3)をかわして3番手にポジションをアップしました。

オープニングラップを終えて、トップの佐野選手は2位の卜部選手との差をコンマ964秒まで確保すると、その後もギャップをすこしずつ広げてレースを完全にリード。一方、4位にポジションを落としたサウター選手は、2周目にすぐさま中村選手をかわして3位に復帰。さらに5番手を走る2号車・岩澤優吾選手(DWFR01)も中村選手をオーバーテイクし、4位に浮上します。

上位争いに動きが出たのはレース終盤のこと。4番手の岩澤選手が3番手のサウター選手に迫り、オーバーテイクのチャンスをうかがっていました。そして、14周目の1コーナーで、岩澤選手はアウトにマシンを振り、サウター選手に並びかけますがオーバーテイクにはいたりません。さらにファイナルファップでも1コーナーでオーバーテイクを試みますが、ポジションを上げることはできませんでした。

レースはそのままゴールを迎え、佐野選手が見事ポール・トゥ・ウィンを果たし、レース11から4連勝を遂げました。2位は卜部選手で、サウター選手は3位を守り切りました。

マスタークラスはクラス1番手からスタートした45号車の辻子依旦選手(PONOS RACING)がトップを守り、クラス優勝をはたしました。

全14戦を終え、シリーズタイトルは、オーバーオールがサウター選手、マスタークラスは23号車・ユウゴウ選手(S2R Racing)、エントラントはBIRTH RACING PROJECT【BRP】が獲得しました。

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