2023.04.01
2023 Formula Regional Japanese Championship ラウンド 1 富士大会 Race1 レポート


2番手スタートの平木湧也選手が2023シーズンの開幕戦を制す

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP (フォーミュラ・リージョナル・ジャパニー ズ・チャンピオンシップ =FRJ) 2023のレース1が富士スピードウェイを舞台に15周で争われ、2番グリッドからスタートした62号車の平木湧也選手(HELM MOTORSPORTS F111/3)が開幕戦を制しました。

午後1時10分にスタンディングスタートで始まった決勝は、2番グリッドの平木選手が好スタート決め、ポールポジションの98号車の小川颯太選手(Bionic Jack Racing F111/3)を抑えて真っ先に1コーナーへ。これを小川選手、97号車の岩澤優吾選手(Bionic Jack Racing F111/3)、27号車のリアム・シーツ選手(Sutekina Racing)が追う展開になります。一方、5番手の3号車の澤 龍之介選手(Sutekina Racing)はスタートでエンジンをストールさせて、8番手までポジションを落としてしまいます。

平木選手と小川選手は序盤から3番手以下を徐々に引き離し、この2台でトップ争いを演じることに。5周を終えるまでトップを守った平木選手でしたが、6周目の1コーナーで小川選手がトップを奪還。その後もこの2台が激しい首位争いを演じますが、ラスト2周というところで、小川選手が周回遅れの処理で躓き、その隙に平木選手が一気に前との差を詰めました。そしてファイナルラップ、1コーナーで平木選手が小川選手に仕掛けてトップを奪うと、そのままチェッカードフラッグを受けました。

一方の3位争いは、スタートで順位を落とした澤選手が、2周目には5位にポジションを戻し、岩澤選手、リアム選手との3位争いに合流。9周目にはリアム選手を、さらに10周目には岩澤選手を捕らえて3位に浮上し、表彰台を獲得しました。

マスタークラスは6番グリッドからスタートした45号車の辻子依旦選手(PONOS RACING)が終始クラストップを守り切り、勝利を手にしました。クラス2番手には18号車のYUKI選手(NILZZ Racing)、3番手には23号車のYUGO選手(S2R Racing)が入りました。

なお、レース1の模様は下記のURLでご覧いただけます。

>>> https://youtube.com/live/ssMiFtjuW8k

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